吸玉(すいだま・カッピング)は美容に最適。ダイエットやお肌がすべすべに
肌が若返ってすべすべに
吸玉によるマッサージ効果は、単に筋肉をほぐすだけではありません。
皮膚の深部まで刺激して、新陳代謝を促します。
つまり、“若さを保つ”効果もあるのです。化粧品によるマッサージやパックで唱えられている「血行を良くして肌にハリをもたせる」効果や、「毛穴を開き老廃物を取り除く」効果が、合わせそなわっています。しかも顔だけでなく全身に行えるのですから、身体全体の血行が良くなり、効果もひとしおです。
美容には痕のつかない“スライドカッピング”
吸玉の痕、いわゆる“溢血斑(いっけつはん)”〔10日以内に取れる〕は、病の症状を知る大切な目安ですが、女性にとってはあまり好ましい物ではないでしょう。
顔はもちろん、水着姿で海水浴などという場合にも困ります。
病気の治療であればそんなことはいってはいられませんが、美容目的で使うような場合は痕の残るような方法は不向きでしょう。
この様なときにピッタリの跡をつけずに、効果をあげる方法“スライドカッピング”“と呼ばれる美容法があります。美しくなりたい部位や、痩せたいところに、コールドクリーム・オリーブオイルなどご自分の肌に合ったクリームやオイルを肌にぬり、すべりを良くします。
そして、吸引ポンプで吸引しながら、すべらせます。なるべく心臓に向けて、皮膚が紅潮する程度までマッサージします。
但し、やりすぎたり、一ヶ所に止めたりすると痕がついてしまいますから、注意が必要です。
贅肉をとってシェイプアップ
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■セルライトについて
肌が夏みかんのように凸凹になっている方を見かけます。
これはセルライトと呼ばれる脂肪の塊によって起こる現象です。
セルライトは美容上の問題だけではなく、健康にも影響があると言われています。セルライトが発生する原因の1つに女性ホルモンがあるのではないかと考えられています。
脂肪細胞が太り脂肪細胞に脂肪が蓄積すると、皮下の血液循環が悪くなり、老廃物が代謝されにくくなります。
その為に、脂肪は更に溜まっていきます。
これが悪循環となり、更に血行が悪くなり、脂肪細胞同土が固まりとなって大きく成長していきます。この結果、皮膚の表面が夏みかんのように凸凹な状態になってしまいます。
このセルライトは男性よりも女性に起こりやすいのですが、ホルモンの影響と共に、皮膚組織の構造の違いによると言われています。また、女性は男性よりも皮膚が薄いためによけい目立つといった一面もあります。
セルライトを肥大させないためには、アルコールや、カロリーの摂りすぎ、ストレス、タバコ、などに注意しましょう。困ったことに、運動だけではセルライトはなくなりません。ダイエットだけでもセルライトを取り除くことはできません。
「誰にでもできる吸玉療法」 宮本猪八著 より